地震が来たら避難する前にブレーカーを落とすこと!冷蔵庫の中身よりも通電火災対策

2018年9月6日に北海道で最大震度7の地震が発生しました。

北海道全域で停電が起こるなど被害の大きさはかなりのものになりそうです。

そこで改めて地震が来たときにできる対策の一つとして火災を防ぐ対策を考えてみたいと思います。

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通電火災とは?

通電火災とは普段聞き慣れない言葉ですが、災害時特有の火災とも言えます。

地震など災害の発生時に停電が起こったとき、電源が入ったままの機械は当然止まってしまいます。

しばらくして送電が再開されると機械によってはまた動き出すことがあります。

その時家屋の損壊等によってショート、漏電などしているときに火災が発生することがあります。

これらの事を通電火災といいます。

その時人が近くにいれば良いのですが、大地震などの災害時に避難してしばらく帰れないような状態だとそこから二次災害(火災)が発生してしまいます。

阪神淡路大震災のときの火災の6割、東日本大震災のときでも過半数がこの通電火災と言われています。

通電火災に対する対策は?

こういった災害時の二次災害を防ぐために家屋から避難するときに電気を消すのが良いのですが、一番有効的な方法がブレーカーを落とすことです。

すべての電気製品の電源が入っていないか確認するのには時間がかかりますし、なにより余震などが来ることを考えると早めに避難するのが一番です。

今回の北海道の地震のように深夜に発生すると電気を切るのをためらうかもしれませんが、火災が発生して家がなくなってしまっては元も子もありません。

避難する前には必ずブレーカーを落としましょう。

通電火災を防ぐため冷蔵庫のブレーカーも落とすことを忘れない

冷蔵庫のブレーカーを落とすとなると中身が気になるところですが結論から言うと諦めるのが一番です。

普段の食料品とかいろいろ入っているとしても災害時には火災を起こさないことのほうが重要です。

極論かもしれませんが、もったいないことと命の重さを秤にかければどちらが重要かは言うまでもありませんよね。

特に住宅密集地では一件の火災が広範囲に及ぶこともよくあります。

避難して一帯が無人化してしまえば火災はすべてを焼き尽くすぐらいになるでしょう。

そのための対策としてはやはりブレーカーを落として通電火災を防ぐ対策は重要です。

火災対策におすすめの商品

夜間の地震ではブレーカーを探すのが大変な場合もあります。

そんなときに自動的にブレーカーを落としてくれる商品があります。

これは震度5~7相当の地震が発生したときにブレーカーを落としてくれる製品で取り付けも非常に簡単です。

まとめ

地震はいつどこで発生するかわかりません。

1995年の阪神地区、2011年の東北、2016年の九州、2018年の北海道と地震が発生しないところはないといってもいいでしょう。

いつ地震が来てもいいように改めて災害対策を考えてみてはいかがでしょうか。

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